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【賃貸物件の負担】水道修理費用を払うのは大家?借主?トイレや洗面の問題は管理者へ連絡!

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「賃貸契約している物件で水漏れや排水のつまりがおきたときはどうすればいいの?」

「水道修理の支払いをだれがするかで大家さんともめている!」

自分が所有する物件であれば自分で修理の手配から支払いまでしないといけませんが、賃貸となれば大家さんや管理者がいて複雑になります。

借主さんの修理責任はどこまでなのか?大家さんや管理者はどんなことをしてくれるのか?もしもトラブルになったらどこに相談すればいいのか?という疑問に答えます。

水道屋として25年間働いているゴウセツと申します。

水道修理をしていると賃貸物件で借主さん自らが修理費を負担しようとされることがあります。

しかし借主さん自身に過失がない場合で、物件の元々の問題や経年劣化が原因の場合は大家さん側が修理費を負担する義務があります。

大家さんや管理者の人が修理費を負担しないと言っても、借主さんは法律でしっかりと守られています。修理費の負担によるトラブルを避ける方法を解説します。

真夜中や休日で管理者と連絡が取れず緊急修理しないと損害が発生する場合をのぞき、賃貸の場合は管理者に連絡してから修理を行わないといけません。

管理者を通さずに修理すると、本当は大家さんが工事費用を負担するべきなのに。借主さんが自費で、修理費用を負担しなければいけなくなります。

そんなトラブルや出費での嫌な思いを防ぐためのブログ記事です。

この記事を読むことで賃貸物件の水道修理トラブルを避けることができます。

賃貸トラブルが起きた時の相談窓口を紹介。(分からないことやトラブルがあったらここに相談)

目次

持ち家と賃貸の対応のちがい

持ち家で水漏れ等の修理が必要になった場合は、自己責任で修理業者を呼んで修理を行います。(ただし築10年以内で、施工に問題があった場合は、無償で修理してもらえるケースもあります。)

賃貸の場合は契約書に記載された内容(修繕などは賃借人が全て負担すること等の文言が入っているか)によりますが。

基本的に物件の管理者に連絡することで、借主さんに問題がない場合は大家さんが修理費用を支払います。

賃貸契約ならば水道修理業者の前に管理者に連絡

賃貸物件で水漏れ等がおきた場合は水道の元栓を閉めて床に落ちた水を拭き被害が広がらないようにしてから、管理者に連絡しましょう。(管理者の連絡先は契約書の中に記載してあるので確認を。)

止水栓が止まらない時に読むべき記事

管理者には現在の状況(水漏れが起きている、排水が詰まっている、自分が悪いのか何もしていないのに起こったのか)を正確に伝えて返答してもらいましょう。

管理者によって、しっかりとした対応をしてくれる方と適当な対応をする方がいます。

親身に対応してくださる管理者は修理業者に連絡をして、どうすればいいかの話しや実際にお部屋まで見にきてくれる人もいます。

対応の悪い管理者だと対応してくれないケースもあります、借主さんに落ち度がなくても借主さんに「支払え」と言ってくることがあります。

管理者のペースに乗せられないように

借主さんに落ち度がなく物件の経年劣化による修理で、費用を管理者や大家さんが払ってくれず。自分が費用を負担して、泣き寝入りをするというケースがあります。

ほとんどの管理者は、借主さんに誠実に対応してくれますが。対応の悪い管理者の方は、何もしてくれないことがまれにあります。

何人もの借主さんと交渉をしているので、弱気の姿勢を見せると借主さんに修理費を負担させようとしてきます。

借主さんは借地借家法という法律で守られているので、管理者や大家さんから「修理費はそちらで」と言われても「私達は法律で守られています」と知識をもっていることをアピールしましょう。

賃貸契約の消費者相談に連絡しますよと強気の姿勢で対応してください。

こちらにしっかりとした知識があると分かったら適切な対応をしてくれますし、もしそれでも対応が悪いのであれば本当に消費者相談に連絡しましょう。

賃貸契約のトラブルが起きた場合の相談先

下記に賃貸契約の消費者相談ができる方法を記載します

消費者ホットライン画像

消費者ホットライン188

悪質商法等による被害に遭った、ある製品を使ってけがをしてしまったなど、消費者トラブルで困っていることはありませんか。そんなときは全国どこからでも3桁の電話番号でつながる消費者ホットライン「188(いやや!)」にご相談ください。最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口につながり、専門の相談員がトラブル解決を支援します。

※相談窓口によって受付時間が異なります

年末年始(12月29日~1月3日)を除き、原則毎日利用できます。

◆平日:9:00~17:00など相談窓口によって受付時間が異なります

お近くの消費生活センターや市区町村の消費生活相談窓口につながります。
市区町村の相談窓口が開所していない場合は、都道府県の消費生活センター等につながるか、市区町村の相談窓口の電話番号と受付時間を自動音声でお知らせします。

◆土日、祝日:10:00~16:00など相談窓口によって受付時間が異なります

都道府県の消費生活センター等または国民生活センターにつながります。

引用:政府広報オンライン

一般財団法人 不動産適正取引推進機構


当機構では、不動産取引(売買契約・賃貸借契約の締結等)に関する無料の電話相談を承っています。

また、消費者と宅建業者間の不動産売買取引にかかわるトラブルについては、弁護士や不動産取引の専門家が間に入って、公平かつ迅速な解決のお手伝い(ADR/特定紛争処理事業)も行っています。

  • 0570-021-030
                 (ナビダイヤル)
    相談受付時間:10:00~16:00(土日祝・年末年始を除く)
    *当機構の業務状況に応じて不定期で休止する場合が
     あります。
    *050で始まる電話などでおかけになる場合は
     (東京)03-3435-0877(一般電話)におかけください。

引用:一般財団法人不動産適正取引推進機構

日本賃貸住宅管理協会 画像

公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会

相談受付時間を土日祝日を除く
平日の月曜日から金曜日10時~17時
とさせていただきます。

何卒ご容赦頂きますようお願い申し上げます。

引用:日本賃貸住宅管理協会

一般財団法人 日本消費者協会

<消費者相談の受付>
日本消費者協会では、消費生活に関する各種の相談に応じています。
相談員が情報提供、トラブル解決のための助言やあっせんをケースに応じておこないます。
ご相談は、電話または下記「消費者相談受付フォーム」で受け付けています。

電話番号:03-5282-5319(直通)
     受  付  日:火曜日~金曜日(10時~12時、13時~16時30分)
          ※土日月・祝日・年末年始・相談員の研修日を除く

これらの公的な相談窓口に相談して問題解決の糸口にしていただければ幸いです。

階下に別の部屋がある場合の対応法

水漏れがおこり、アパートやマンション等にお住まいで階下に部屋がある場合の対応方法を解説します。

階下に部屋がある場合

水漏れが発生したら止水栓(元栓)を閉じて水漏れを止めて床に落ちた水を拭き取り管理者に連絡して水道修理を頼んでください。

少量の水が落ちただけならば大丈夫ですが階下にまで影響が及ぶようならば下の階に住んでいる方に水漏れが起きて、もしかしたら水が落ちてくるかもしれないことを伝えておきましょう。

何も知らずに天井から水が落ちてきたら感情的になってしまいますが、事前に知っていれば落ち着いて対処してくれる確率が上がります。

水漏れで階下の天井を濡らしてしまった場合

自分に悪い所がなく建物の老朽化による水漏れであっても、自分から階下の住人の方に謝っておきましょう。

管理者の人が来られた場合は一緒に謝りにうかがって、管理者の方から水漏れの原因説明や対処の相談をしてもらってください。

弁償します等のお金に関することは言わずに、管理者さんから水道設備工事店に修理をしてもらい。

濡れた天井のやりかえを業者さんにお願いして、管理者さんに間に入ってもらって交渉するようにしましょう。

下の階の水回り側の部屋にも声かけを

マンションやアパートの作りは一方の壁側に水回りを集めた構造になっていることが多いです。

真下の部屋だけではなく水回り側の部屋にも水が染み出していく可能性もあるので、そちらにも声かけをして水が落ちてくるかもしれないことを伝えましょう。

賃貸に住んでいて自分で水道修理を頼む時の注意点

水漏れや排水のつまり等があり賃貸に住んでいる場合は、まず管理者に連絡するのが基本ですが管理者と連絡がつかないことがあります。

連絡がついても借主さんで水道修理業者に連絡して、修理の依頼をするように言われることがあります。

そんなときは修理してもらった水道業者に修理の内容を管理者さんに伝えてもらい、こちらの過失でなければ管理者の方から支払ってもらうか領収書をもらって後で保証してもらいましょう。

こちらの過失の場合は残念ですが修理費を負担しましょう。

水道修理業者の選び方については下記の記事をお読みください。

修理は現状復帰で十分、追加工事は断る

水道修理を依頼すると配管内が汚れているから高圧洗浄しませんか等、頼んだ工事以外のものをすすめられることがあります。

賃貸の場合には問題のある所の修理だけしてもらえれば、それ以上の工事は不要です。

必要最低限の修理をしてもらって追加工事はしないようにしてください。

まとめ

持ち家と賃貸では、水道が壊れた時の対応に違いがあります。

賃貸では物件を管理している方に連絡してください。管理者さんから修理業者に依頼するのか、借主さんで依頼するのか指示があります。

管理者さんの中には、借主さんに修理代金を負担させようと思っていることもあるので、法律で守られていることを主張してください。

管理者さんや大家さんとトラブルになった場合は。

上記の相談窓口に相談して解決してください。

お住まいの階下に部屋がある場合は、上の階で水漏れが起きたことを伝えて。問題が起きた場合は管理者さんと一緒に話しあって、誠実な対応をしましょう。

自分が原因だと思って、水道修理を頼むときは良い水道設備工事店を選んでください。

下記の水道設備業者の選び方の記事をお読みください。

実際の原因が物件の老朽化等にある場合は、水道設備工事店さんから、管理者さんに説明してもらうようにしてください。

賃貸での水道修理は、追加工事を受けずに現状復帰までにしておきましょう。

それでは今回の記事は以上になります。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

鹿児島で24年間水道屋をしているゴウセツと申します。

普段何気なく使っている水道で困ったことを解決できるブログを運営しています。
どうぞよろしくお願いします。

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